鼻にも効果あり!ヒアルロン酸注入でプチ整形?
鼻の形や高さが気になるけれど、ほんの少しだけ修正できれば…という人には、鼻へのヒアルロン酸注入がおすすめです。
ヒアルロン酸というと、美容整形ではシワとり、整形外科では関節の治療に使われるイメージが強い成分ですが、実は鼻の美容整形でも高い効果を発揮します。そこで、ヒアルロン酸を鼻に注入することで、どのような効果がもたらされるのかをご紹介します。
|鼻のプチ整形に使われる、ヒアルロン酸の特長は?
一口にヒアルロン酸と言っても、実は種類があります。整形外科で関節などに用いられるヒアルロン酸と美容外科クリニックでシワとりに使われるヒアルロン酸とでは、粒子の大きさも硬さも異なります。
さらに、同じ美容外科クリニック内で使われるヒアルロン酸でも、肌のシワを埋め、ふっくらと見せたいときに使うヒアルロン酸と、鼻の高さをしっかりと出したいときに使うヒアルロン酸では、各々に適した粒子の大きさも硬さも異なります。
そのため、美容外科クリニックの中には、部位や治療内容によってヒアルロン酸を使い分けているところもあります。メーカーや銘柄によって、ヒアルロン酸の品質や特長は異なるのです。
鼻に使われるヒアルロン酸は、全体的にシワとりに使われるヒアルロン酸より、粒子が大きく少し硬めです。せっかく鼻に注入しても、粒子が細かいと広がってしまい、高さが出ないからです。
ですから、鼻のプチ整形でヒアルロン酸注入を受ける際には、どのようなヒアルロン酸が使われるかをカウンセリングの段階できちんと確認することをおすすめします。きちんと納得のいく説明をしてもらえるかどうかで美容外科クリニックの姿勢もよくわかります。
|ヒアルロン酸注入は打つ位置と量がポイント
鼻へのヒアルロン酸注入は気軽に受けられる治療ですが、少しの違いが顔の印象を大きく変えるため、どこにどれだけの量を注入するかが重要です。特に鼻に注入するヒアルロン酸は、シワを埋めるのに使うヒアルロン酸よりも硬めのため、入れる位置や量を間違えると、見た目がガラッと変わってしまいます。
ですから、プチ整形とはいえ、ドクターのデザイン力や技術力が試される治療と言えるでしょう。
ヒアルロン酸の注入で鼻の高さを出したり、鼻筋を通したりすることを望む場合、プロテーゼを挿入するのに抵抗があったり、周囲に整形したことを知られたくなかったりすることが少なくありません。そのため、せっかくヒアルロン酸注入を選んだにも関わらず、施術したことが一目でわかるような仕上がりになってしまうと、失敗したと感じてしまいがちです。
つまり、鼻にヒアルロン酸を注入する場合は、どこにどれだけの量を注入するかによって、仕上がりと満足度がガラッと変わってしまうのです。
ヒアルロン酸注入は気軽に受けられるプチ整形ということで、料金の安さだけにつられて、施術を受ける美容外科クリニックを決めてしまいがちですが、ヒアルロン酸の品質や安全性に問題があったりする場合もあるため、要注意です。
品質の悪いヒアルロン酸を何度も注入した結果、仕上がりが不自然になってしまうこともあります。思ったような結果が出ないからという理由で、何度も品質の悪いヒアルロン酸を繰り返し注入すると、安さで選んだ意味がなくなるほど、費用が余分にかかってしまいますし、中には、別の美容クリニックで修正をしてもらわなければならないほど、不自然な仕上がりになってしまうこともあります。
鼻のヒアルロン酸注入を受ける際には、施術に使われるヒアルロン酸についての説明をきちんと受け、納得がいくまで質問した方が良いでしょう。
|ヒアルロン酸は、用途や品質で選ぶことが重要
ヒアルロン酸がメーカーや粒子の大きさ、硬さによって、注入に適した部位が異なることは先に述べたとおりです。そのため、ヒアルロン酸に関しては、値段が高いとか、最新の製品だとか、そういった理由だけでは判断をすることはできません。
また、ヒアルロン酸が身体に注入する薬剤である以上は、安全性を重視する必要もあるため、高い実績があるメーカーのヒアルロン酸の中から、用途に合わせて選ばれていることが大事なのです。
ヒアルロン酸注入はプチ整形と呼ばれ、簡単な施術のように思われますが、選んだヒアルロン酸によって仕上がりが変わってくるため、デザイン力と技術力に併せて、用途に合ったヒアルロン酸を選ぶ力のある美容クリニックで施術を受けることが大切です。そうすれば、満足のいく仕上がりになり、良い状態が長持ちするでしょう。
|満足度の高い鼻のヒアルロン酸注入に必要なこと
鼻のヒアルロン酸注入を満足度の高いものにするためには、ヒアルロン酸の品質と、ドクターの技術力以外にも必要なものがあります。
それは、ドクターと患者さんとの間の意思の疎通です。仕上がりのイメージがピッタリと合えば、満足度の高い仕上がりになるため、カウンセリングでは十分にイメージの共有をしておきましょう。